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パーソナルクーラーとは?効果・デメリットと冷風扇との違い

パーソナルクーラーとは?効果・デメリットと冷風扇との違い
  • 日中、家にひとりだと自分のためだけにエアコン付けるのを躊躇してしまう…
  • ひとり暮らしで電気代を抑えたい

そんな悩みを解決してくれるのがパーソナルクーラーです。

ななこ

デスクの上に置けるくらいコンパクトなものもあるんですって!

パーソナルクーラーは水の気化熱を利用して涼しい風を作り出す小型の冷却機器で、エアコンと比べて電気代が格段に安いのが特徴です。

しかし、冷風扇やスポットクーラーとの違いがわからない方も多いのではないでしょうか。

この記事では、パーソナルクーラーの仕組みから効果、選び方まで詳しく解説します。購入前に知っておきたいメリット・デメリットも紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね!

contents

パーソナルクーラーの基本|水の気化熱で涼む仕組みと効果

パーソナルクーラーは、水が蒸発する際に周囲の熱を奪う「気化熱」という現象を利用した冷却機器です。

STEP
本体内部のタンクに水を入れる
STEP
フィルターやパッドに水を染み込ませる
STEP
ファンでフィルターやパッドに風を当てる
STEP
水分が蒸発して冷たい風が生まれる

この仕組みによって、送風口付近の温度を約3〜8度下げることができるんです!

ただし、周囲の湿度が高いと気化熱の効果が弱くなるため、乾燥した環境での使用が効果的。

電気代はエアコンの約10分の1程度と非常に経済的で、デスク周りなど狭いスペースでの使用に適しています。

【比較表】パーソナルクーラー・スポットクーラー・冷風扇の違い

項目パーソナルクーラースポットクーラー冷風扇
冷却方式水の気化熱コンプレッサー式水の気化熱
冷却能力低い(3-8度低下)高い(10-15度低下)低い(2-5度低下)
排熱の有無なしあり(ダクト必要)なし
設置場所デスク・ベッドサイド工場・店舗などリビング・寝室
電気代約5-15円/日約200-500円/日約30-80円/日
本体価格3,000-15,000円50,000-200,000円10,000-30,000円

冷却方式

パーソナルクーラーと冷風扇は同じ水の気化熱を利用しますが、パーソナルクーラーの方がよりコンパクトに設計されています。

スポットクーラーはエアコンと同じコンプレッサー式で、冷媒を使って強力に冷却します。

冷却能力

スポットクーラーがもっとも冷却能力が高く、真夏でもしっかりと涼しさを感じられます。

パーソナルクーラーと冷風扇は限定的な冷却効果ですが、個人の周辺を涼しくするには十分な性能です。

排熱の有無

スポットクーラーは冷却時に熱を排出するため、排気ダクトを窓などに設置する必要があります。

パーソナルクーラーと冷風扇は排熱がないため、設置が簡単です。

設置場所

パーソナルクーラーや冷風扇には、さまざまなサイズがあります。なかにはデスクに置けるほどのコンパクトなものも。

スポットクーラーは屋内向け・屋外向けがあり、家庭用のエアコンのような工事が不要なので手軽に設置が可能です。ただし、屋内に設置する場合はダクトで排熱する必要があります。

電気代

パーソナルクーラーがもっとも電気代が安く、1日使用しても10数円程度です。

スポットクーラーは高い冷却能力の代わりに電気代も高くなります。

本体価格

パーソナルクーラーは3,000円台から購入でき、初期投資が少なくて済みます。

パーソナルクーラーのメリット・デメリット

メリット|圧倒的な電気代の安さと手軽さ

パーソナルクーラー最大のメリットは電気代の安さです。消費電力は5〜20W程度で、24時間使用しても1日約15円以下と非常に経済的です。

設置工事も不要で、コンセントに差すだけですぐに使用できる手軽さも魅力です。コンパクトなサイズで持ち運びも簡単なため、オフィスと自宅の両方で使用することも可能です。

また、エアコンのように部屋全体を冷やすのではなく、使用者の周辺のみを涼しくするため、冷え過ぎを防げます

音も静かで、就寝時にも使用できる製品が多く販売されています。

デメリット|限定的な冷却効果と湿度の上昇

パーソナルクーラーのデメリットは冷却能力の限界です。真夏の猛暑日には十分な涼しさを感じられない場合があります。

水の蒸発により室内の湿度が上がるため、もともと湿度の高い環境では効果が薄れてしまいます。梅雨時期や湿気の多い場所での使用には注意が必要です。

タンクの水は定期的な交換が必要で、フィルターの掃除も怠ると雑菌の繁殖につながる可能性があります。

また、冷却範囲が狭いため、複数人で使用するには向いていません。

失敗しないパーソナルクーラーの選び方

給電方式とタンク容量

USB給電タイプは職場でも使いやすく、モバイルバッテリーでも動作します。長時間使用する場合はコンセント式を選びましょう。

タンク容量は使用時間に直結します。500ml以上あれば約6〜8時間連続使用できるため、一日中使う場合は大容量タイプがおすすめです。

給水の手間を減らしたい方は、1L以上の大容量タンクを選ぶとよいでしょう。

静音性と風量調節機能

寝室や職場で使用する場合は、動作音30dB以下の静音タイプを選びましょう。

風量調節機能があると、シーンに合わせて使い分けができて便利です。最低でも3段階以上の調節機能があるものを選ぶことをおすすめします。

タイマー機能付きなら就寝時の使用にも安心です。

手入れのしやすさ

フィルターやタンクが取り外しやすい構造の製品を選びましょう。定期的な掃除ができないと、雑菌繁殖の原因になります。

抗菌加工されたフィルターや、丸洗いできるパーツがある製品なら、より衛生的に使用できます。

交換用フィルターが入手しやすいメーカーの製品を選ぶことも大切です。

おすすめパーソナルクーラー

LAViNO クール エアーミスト

商品名ラビーノ クールエアーミスト
価格12,980円
サイズ約高さ332×幅102×奥行き108mm
本体重量約1075g
タンク容量100ml
充電方式USB TypeC

高周波振動で作られる超微細ミストと涼しい風を同時に楽しめる、新感覚のポータブル扇風機です。

コンパクトなコードレス設計だから、どこでも持ち運び自由自在。お部屋でも外出先でも、いつでも涼しさをお届け。静音設計なので寝室での使用にもぴったりです。

3段階の風量調節機能付きで、お好みの涼しさに調整可能。取り外し式のウォータータンクで給水もラクラク簡単です。

Toffy トフィー パーソナルクーラー FN12

商品名Toffy トフィー パーソナルクーラー FN12
価格4,400円(アウトレット)
サイズ幅199×高さ175×奥行き154mm
本体重量約1180g
タンク容量約800ml
充電方式USB

気化熱の力で普通の扇風機よりもひんやり冷たく、でもエアコンのように体を冷やしすぎない、ちょうど良い涼しさをお届け。コンパクトなデスクサイズだから、オフィスでも自宅でも場所を取りません。

水タンクとフィルターは簡単に取り外せて、いつでも清潔にキープ。LEDライト機能付きで、夜は間接照明としてもおしゃれに活用できます。風向きも自由に調整でき、操作も簡単で誰でもすぐに使えますよ。

ここひえ タワーT2

商品名ここひえ タワーT2
価格17,984円
サイズ幅300×高さ934×奥ゆき300mm
本体重量約 4.9kg
タンク容量約2.5L
充電方式電源コンセント

6つのミスト発生器が作り出す超微細ミストで、お部屋全体をひんやり快適にするスリム型冷風扇です。

縦長のスマートなデザインだから、狭いスペースにもすっきり設置OK。電気代はなんとエアコンの半分以下で、家計にもやさしい省エネ設計です。

使い方は超簡単!水タンクに水を入れてスイッチを押すだけで、すぐにひんやりミストがスタート。リモコン付きなので、ソファでくつろぎながらでも楽々操作できますよ。

YAMAZEN エレイン ELEIN YBC-C04

商品名エレイン スポットクーラー YBC-C04
価格59,999円
サイズ幅23×奥行47.4×高さ32.2cm
本体重量8.5kg
タンク容量
充電方式ACアダプター

バッテリーとコンセントの2WAY方式で、工事不要ですぐに使用開始。周辺温度-10度のパワフル冷房で、車内やテント、寝室をしっかり冷やします。なんと30℃の蒸し暑い環境でも20℃まで一気に冷却可能!

専用バッテリーを使えば完全コードレスで、キャンプやアウトドアシーンでも大活躍。熱中症対策としても頼りになる冷房力です。

アイリスオーヤマ  ポータブルクーラー IPP-2225U

商品名アイリスオーヤマ  ポータブルクーラー IPP-2225U
価格37,980円
サイズ幅約31.5×奥行約31.3×高さ約69.9cm
本体重量22kg
タンク容量
充電方式AC100V 50/60Hz

エアコンが取り付けられない場所でも本格的な冷房を実現する移動式クーラーです。

キャスター付きだから、リビングから寝室、書斎まで好きな場所にコロコロ移動OK。冷風・送風・除湿の3つのモードで、暑さや湿気の悩みを一台で解決します。

付属の窓パネルを使えば、排気をしっかり外に出して効率よくお部屋を冷却。必要な部品がすべてセットになっているので、届いたその日からすぐに快適な涼しさを楽しめますよ。

まとめ

パーソナルクーラーは水の気化熱を利用した省エネな冷却機器で、電気代の安さと手軽さが最大の魅力です。

エアコンのような強力な冷却効果はありませんが、個人の周辺を涼しくするには十分な性能を持っています。

選ぶ際は給電方式、タンク容量、静音性、手入れのしやすさを重視しましょう。湿度の高い環境では効果が限定的になることも理解しておくことが大切です。

適切な製品を選んで正しく使用すれば、夏の暑さ対策の強い味方になるでしょう。

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この記事を書いた人

ななこのアバター ななこ ライター

子育てをきっかけに、Webライターとして在宅で働くようになって10年以上。インドア生活が性に合っていたようで、ノンストレスな毎日。

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