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靴乾燥機はいらない?メリット・デメリットと身近なもので早く乾かす方法

靴乾燥機はいらない?メリット・デメリットと身近なもので早く乾かす方法

雨の日や汗をかいた後、洗濯した後など、靴が濡れてしまう場面は意外と多いですよね。「明日もこの靴を履きたいのに乾かない…」「生乾きの臭いが気になる…」そんな悩みを解決してくれるのが靴乾燥機ですが、「わざわざ買う必要があるのかな?」「置く場所もないし…」と購入をためらっている方もいるのではないでしょうか。

ななこ

あったら便利そうだけど…

もしかしたら、靴乾燥機はあなたにとって本当に必要ないのかもしれません。

この記事では、靴乾燥機が「いらない」と感じる主な理由(デメリット)を詳しく解説するとともに、靴乾燥機がなくても身近なものを使って靴を早く乾かすための具体的な方法をご紹介します。もちろん、靴乾燥機ならではのメリットについても触れますので、ご自身の状況に合わせて最適な判断をするための参考にしてください。

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靴乾燥機がいらない4つの理由 デメリットを検証

靴乾燥機がいらない4つの理由 デメリットを検証

靴乾燥機の購入をためらう背景には、いくつかのデメリットや懸念点があります。ここでは、多くの方が「いらないかも」と感じる主な理由を4つ挙げて検証してみましょう。

①電気代と乾燥効果の疑問

まず気になるのが、電気代です。靴乾燥機は家電製品なので、当然ながら使用すれば電気代がかかります。機種や使用時間によって異なりますが、毎日使うとなると、わずかな金額でも積み重なれば気になりますよね。

また、「思ったより乾かない」「完全に乾かすのに時間がかかる」といった声も聞かれます。特に厚手の靴やつま先部分などは、機種によっては乾きムラが出てしまう可能性も。「高いお金を出して買ったのに効果なし…」となっては残念です。乾燥時間を短縮したいという期待が大きいだけに、乾燥効果への疑問は「いらない」と感じる大きな理由のひとつです。

②設置場所と動作音の問題

靴乾燥機は、使わない時も収納場所が必要です。一人暮らしのワンルームや、収納スペースが限られているご家庭では、「場所を取る」ことがネックになるでしょう。デザインによっては生活感が出てしまうことも気になります。

さらに、動作音も無視できません。特に夜間に使用したい場合、音が気になって使えない、あるいは家族や近隣への配慮が必要になることも。静音設計のモデルもありますが、ある程度の音は発生するため、設置場所や使用時間帯が限られる可能性があります。

③靴へのダメージと革靴への影響

靴乾燥機の多くは温風を使って乾燥させるため、熱による靴へのダメージが心配されます。特に革靴やデリケートな素材の靴、接着剤が多く使われているスニーカーなどは、高温によって素材が傷んだり、変形したり、接着剤が剥がれたりするリスクがあります。「革靴 乾燥機 大丈夫?」という疑問を持つ方も多いですが、基本的に革靴への高温乾燥は避けるべきとされています。大切な靴を傷めてしまっては元も子もありませんので、注意しましょう。

④乾燥後の臭いと衛生面の懸念

靴乾燥機を使えば、濡れた靴の嫌な臭いも解消できると思いがちですが、必ずしもそうとは限りません。乾燥によって一時的に臭いが軽減されても、臭いの元となる雑菌が完全に除去されるわけではないため、再び臭いが発生することがあります。

また、乾燥機内部に湿気が残ると、逆にカビや雑菌が繁殖する可能性も指摘されています。定期的なお手入れが必要になるなど、衛生面での管理が手間になることも、「いらない」と感じる一因かもしれません。

靴乾燥機にはメリットもある!使うべき4つの理由

靴乾燥機にはメリットもある!使うべき4つの理由

ここまで靴乾燥機のデメリットを見てきましたが、もちろんメリットもたくさんあります。特に以下のような点を重視する方にとっては、靴乾燥機は非常に便利なアイテムです。

①短時間でしっかり乾く

靴乾燥機の最大のメリットは、短時間で靴をしっかりと乾かせることです。自然乾燥では半日以上かかるような場合でも、靴乾燥機なら数時間、早いものでは数十分で乾かすことができます。「明日すぐに履きたい!」という急な要望に応えられるのは大きな魅力です。

②ニオイ・雑菌対策にも有効

濡れた靴を放置すると雑菌が繁殖し、嫌な臭いの原因になります。靴乾燥機で素早く乾燥させることは、雑菌の繁殖を抑える上で非常に効果的です。さらに、機種によってはオゾン脱臭機能除菌機能が搭載されているものもあり、臭い対策や衛生面を重視する方には心強い味方となります。

③靴の劣化を防げる

靴が濡れた状態が長く続くと、型崩れを起こしたり、素材が劣化したり、カビが生えたりする原因になることも。靴乾燥機を使って短時間で乾燥させることで、靴へのダメージを最小限に抑え、靴を長持ちさせることにつながります。

④天候に左右されない

梅雨の時期や雨の日、雪の日など、外で靴を干せない悪天候の日でも、靴乾燥機があれば室内で確実に靴を乾かすことができます。天候に左右されずに、いつでも快適な状態の靴を履けるのは、精神的なストレス軽減にもつながるでしょう。

口コミで人気!おすすめ靴乾燥機

口コミで人気!おすすめ靴乾燥機

ここでは、口コミで高評価を得ているおすすめの靴乾燥機をご紹介します。

アイリスオーヤマ:くつ乾燥機 カラリエ SD-C1-WP

伸縮するダブルノズルが特徴で、2足同時に乾燥できます。標準・革靴・低騒音の3つのモードがあり、靴の種類や状況に合わせて選べますよ。濡れた靴もしっかり乾かせるパワフル機能と、自動で止まるタイマー機能付き

サイズがコンパクトなので、使わないときは下駄箱にすっきり収納できます。雨の日や洗った後の靴の乾燥に大変役立ちます。

布団乾燥機と一緒になっているのと迷いました。が、一長一短で両方にいいとこどりは叶わず、やはり靴だけの乾燥機にしました。革靴を乾燥させる時も革靴モードがあり、温風も柔らかいので靴が傷まず良い感じです。
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雨の日には最適です。革靴は30分では少し乾かないかもしれませんが、匂いがしなくなるので良かったです。

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SOTHING:シューズドライヤーDSHJ-S-1904C

急な雨や梅雨の時期に濡れた靴を簡単に乾かせる便利なアイテム。使い方はとても簡単で、乾かしたい靴の中に入れるだけです。3・6・9時間の3つのタイマー設定ができるので、夜にセットしておけば朝には靴がカラッと乾いていますよ。また、軽くてコンパクトなので、使わないときの収納場所にも困りません。

濡れた靴をそのまま履くと雑菌が増えたり嫌なにおいの原因になるので、乾燥させることで靴を衛生的に保てますよ。

じんわりと温かくなり、タイマー機能つきなので安心して使用できました。持ち運びにも便利な大きさなので、泊まりのときでも簡単に持っていけます。

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梅雨時期の娘のローファーを乾かすのに購入しました。 今までは布団乾燥機の風を当てて乾かしていたので、この靴乾燥機でとても楽になりました。

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\ カラッとさわやか /

靴乾燥機の代用アイデア5選 身近なもので早く乾かす

靴乾燥機の代用アイデア5選 身近なもので早く乾かす

「やっぱり靴乾燥機はなくてもいいかな…」と感じた方へ。ここからは、特別な機械がなくても、身近にあるもので靴を早く乾かすための代用アイデアを5つご紹介します。それぞれのメリット・デメリットを理解して、状況に合わせて使い分けてみてください。

「新聞紙・キッチンペーパー 」もっとも手軽な吸湿法

最も手軽で昔から行われているのが、新聞紙やキッチンペーパーを靴の中に詰める方法です。

  • 手順
    1. 靴の中の水分をタオルなどで軽く拭き取ります。
    2. 新聞紙やキッチンペーパーをくしゃくしゃに丸めて、靴のつま先までしっかりと詰めます。
    3. 湿ってきたら、こまめに取り替えます。(可能であれば1〜2時間ごと)
    4. 風通しの良い場所に置いておくと、より効果的です。
  • メリット
    • コストがかからない、または非常に安価。
    • 特別な道具が不要で、いつでも手軽にできる。
  • デメリット
    • 完全に乾くまで時間がかかる。
    • 新聞紙のインクが靴内部についてしまう可能性がある(特に色の薄い靴)。
    • こまめな交換が必要。

「ドライヤー」短時間で乾かす手順と注意点

ドライヤーの風を使って乾かす方法もありますが、注意が必要です。

  • 手順
    1. 靴の中の水分をタオルなどで拭き取ります。
    2. 必ず冷風、または最も低い温度設定で使用します。高温の温風は絶対に避けてください。
    3. ドライヤーの吹き出し口を靴から15cm以上離し、直接熱風が一点に集中しないように、全体に風が行き渡るように動かしながら乾かします。
    4. 短時間(数分程度)ずつ様子を見ながら行い、長時間当て続けないようにします。
  • メリット
    • 比較的短時間で乾かすことができる。
  • デメリット
    • 熱による靴へのダメージリスクが非常に高い(特に革靴、合皮、接着剤部分)。
    • ドライヤーを持っている間、付きっきりになる必要がある。
    • 電気代がかかる。

重要 ドライヤーの使用は、最後の手段と考え、冷風で行うことを徹底してください。革靴やデリケートな素材への使用は絶対に避けましょう

「扇風機・サーキュレーター」 自然風でじっくり乾燥

扇風機やサーキュレーターの風を当てるのも効果的な方法です。

  • 手順
    1. 靴の中の水分をタオルなどで拭き取ります。
    2. 靴の入り口が扇風機やサーキュレーターの風が直接当たるように配置します。ハンガーなどを利用して吊るすと、靴内部にも風が通りやすくなります。
    3. 風通しの良い場所に置き、扇風機を回します。首振り機能を使うと、複数の靴を同時に乾かすのにも便利です。
  • メリット
    • 熱によるダメージの心配がないため、靴に優しい。
    • ドライヤーに比べて電気代が安い傾向がある。
    • 他の作業をしながら乾かせる。
  • デメリット
    • 乾くまでに時間がかかる(自然乾燥よりは早い)。
    • 扇風機やサーキュレーターを置くスペースが必要。

「布団乾燥機」 アタッチメント活用テクニック

布団乾燥機を持っている場合、靴乾燥に活用できることがあります。

  • 手順
    1. 多くの布団乾燥機には、靴乾燥用のアタッチメントが付属しています。説明書に従ってアタッチメントを取り付け、靴にセットして使用します。
    2. アタッチメントがない場合でも、布団乾燥機の温風(または送風)が出るホースの先端を、靴の中に差し込むか、靴に向けて風を送るように設置することで代用できる場合があります。(ただし、熱くなりすぎないよう温度設定に注意し、長時間使用は避ける)
  • メリット
    • 専用の靴乾燥機を買わずに済む。
    • 布団乾燥機のパワーで比較的早く乾かせる場合がある。
  • デメリット
    • 靴乾燥用アタッチメントがないと使いにくい場合がある。
    • 機種によっては温度が高すぎたり、風量が強すぎたりする可能性があるので注意が必要。
    • 布団乾燥機本体の設置や準備に手間がかかることがある。

「コインランドリー」 靴専用乾燥機の使い方

急いでいる場合や、自宅で乾かすのが難しい場合は、コインランドリーの利用も選択肢の一つです。

  • 手順
    1. 靴専用の乾燥機が設置されているコインランドリーを探します。(通常の衣類用乾燥機に靴を入れるのは、故障の原因になったり、禁止されていたりする場合が多いので絶対にやめましょう)
    2. 洗濯済みの靴、または泥などの汚れを落とした靴を、乾燥機に入れます。
    3. 指定された料金を投入し、乾燥時間を選んでスタートさせます。
  • メリット
    • 業務用のパワーで短時間でしっかり乾く。
    • 一度に複数足乾かせる場合がある。
  • デメリット
    • 利用料金がかかる。
    • コインランドリーまで靴を持っていく手間がかかる。
    • 近所に靴専用乾燥機があるコインランドリーがない場合がある。

まとめ

靴乾燥機が「いらない」と感じる理由は、電気代、乾燥効果への疑問、設置場所や動作音、靴へのダメージ、衛生面など様々です。これらのデメリットが気になる方や、たまにしか靴が濡れないという方にとっては、新聞紙、ドライヤー(冷風限定)、扇風機、布団乾燥機、コインランドリーといった代替方法で十分対応できる可能性があります。

まずは、今回ご紹介した身近なもので靴を乾かす方法を試してみてはいかがでしょうか。それぞれのメリット・デメリットを理解し、ご自身のライフスタイルや靴の種類、乾かしたい状況に合わせて最適な方法を選んでみてください。

それでも、「もっと手軽に、確実に、早く乾かしたい」「梅雨時期など頻繁に使う機会がある」「臭いや雑菌対策をしっかりしたい」と感じるようであれば、その時に初めて靴乾燥機の購入を検討するのが良いでしょう。

この記事が、あなたの靴の悩みを解決し、快適な足元を保つための一助となれば幸いです。

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この記事を書いた人

ななこのアバター ななこ ライター

子育てをきっかけに、Webライターとして在宅で働くようになって10年以上。インドア生活が性に合っていたようで、ノンストレスな毎日。

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